一般社団法人ACTjapanは、日本橋渡し研究アライアンスの活動支援と運営を行っています。
日本橋渡し研究アライアンスとは
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院との協定の下に、橋渡し研究を通じた新規医療実用化を目指す研究機関のネットワークです。
目的
日本橋渡し研究アライアンス協定機関相互の連携による活動を通して、優れた新規医療技術を実用化、産業化するための総合的な橋渡し研究、開発を効率的に推進することで日本の医療の発展に貢献することを目的としています。
日本橋渡し研究アライアンス協定機関(2022年12月時点)
- 愛媛大学大学院医学系研究科
- 大分大学大学院医学系研究科
- 大阪大学
- 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・岡山大学病院
- 香川大学医学部
- 高知大学医学部
- 神戸大学大学院医学研究科
- 東京大学医科学研究所
- 徳島大学大学院医歯薬学研究部
- 鳥取大学医学部
- 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
- 広島大学大学院医系科学研究科
- 福井大学学術研究院医学系部門
- 山口大学大学院医系科学研究科
- 大阪公立大学大学院医学研究科
- 京都府立大学大学院生命環境科学研究科
- 奈良県立医科大学
- 横浜市立大学大学院医学研究科
- 和歌山県立医科大学
- 大阪医科薬科大学大学院医学研究科・医学部
- 関西医科大学
- 近畿大学医学部
- 順天堂大学医学研究科・医学部
- 兵庫医科大学
- 福岡大学医学部
教育機関
- 医薬基盤・健康・栄養研究所
- 大阪府立病院機構大阪国際がんセンター
- 大阪府立病院機構大阪精神医療センター
- 神戸医療産業都市推進機構
- 国立循環器病研究センター
- 国立病院機構大阪医療センター
- 理化学研究所
医療機関・研究所
日本橋渡し研究アライアンスの活動
注目すべき医療技術や研究者を広く紹介するフォーラムや、研究者と企業との効率的なマッチング会の企画・運営を行っています。また、日本橋渡し研究アライアンス協定機関相互の協力体制を維持・発展させるための活動にも積極的に取り組んでいます。
1.シーズ探索ワーキンググループ
日本橋渡し研究アライアンス協定機関内でシーズ探索や産学連携を担う担当者が定期的に集まり、シーズ探索ワーキンググループ会議を開催しています。優良な研究シーズの発掘や実用化シーズに育てるための意見交換、企業や研究者とのマッチングイベントの企画・立案などの活動のほか、協定機関内の橋渡し研究、開発担当者の情報リストを作成・共有し、日本橋渡し研究アライアンス協定機関相互の連携強化を図っています。
協定機関内の橋渡し研究、開発担当者情報リストの作成と共有
日本橋渡し研究アライアンス協定機関が連携し、橋渡し研究、開発を効率的に推進するために、各協定機関の橋渡し研究、開発担当者の情報リストを作成し、毎年更新・共有しています。橋渡し研究、開発担当者情報リストは、情報やノウハウの共有・相互活用や人材交流に活用しています。
2.人材交流による教育と相互支援
日本橋渡し研究アライアンス協定機関における橋渡し研究、開発体制の整備と拡充のため、以下のような人材交流による教育と相互支援に取り組んでいます。
- プロジェクトマネージャーやCPC管理担当者の教育・育成支援
- 標準作業手順書(SOP)の作成と提供
- 知財に関する相談の受付
- 研究支援体制構築、CPC管理などの相談や点検